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【でんぱ組.inc】今だからこそマイナーな良曲を振り返る

2019年1月にメンバーの一人・夢眠ねむさんが卒業し新6人体制となり、以降も精力的に活動を続けているアイドルグループ・でんぱ組.inc

新体制になってからも、次々と新曲を発表。
幅広い音楽ジャンル、最強のミュージシャンからの楽曲提供で、アイドルファンならずとも楽しめる楽曲ばかりです。

メンバーの卒業や加入、成瀬瑛美(えいたそ)さんがアニメ・プリキュアの主演声優を務めて注目を集めるなど、でんぱ組.incも環境が変わったので、新規のファンが増えたり、他界したファンがいたりと、ここ数年でファンの入れ替わり、ファン層の変化があるかと思います。

ここで勝手に、新規のでんぱヲタの方々に向けて、でんぱ組.incの過去の曲の中から、現在ではあまりライブで披露されないような曲や音源化されていないマイナーな曲の中で個人的に良曲・名曲と思う曲を振り返りたいと思います。
(まったくのお節介な内容で、あくまで勝手にピックアップした曲です。元々のでんぱヲタからすれば、当たり前の曲ばかりなので、「マイナー」という表現は適切ではないんですが・・・)

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良曲が多い?でんぱ組.incのマイナー曲

【メンバーについて】

念の為、現在のメンバーについて確認しておきます。

古川未鈴(赤担当)・相沢梨紗(白担当)・成瀬瑛美(えいたそ・黄担当)・藤咲彩音(ピンキー!・青担当)・鹿目凛(ぺろりん先生・たまご色担当)・根本凪(ミントグリーン担当・虹のコンキスタドール兼任)

※過去在籍のメンバー
小和田あかり(2010年まで在籍)・跡部みぅ(ピンク担当・2011年卒業)・最上もが(紫担当・2017年脱退)・夢眠ねむ(ミントグリーン担当・2019年卒業)

前置きが長くなりましたが、楽曲をみていきます。 

カバー曲

●「IDOL」(2013年発表)

アイドルグループ・Bisの楽曲をカバーしたもの。(お互いの曲をカバー。Bisは「でんでんぱっしょん」をカバー)
Bisとのツーマンライブで発表され、そのライブを含む2組の共演ライブなどで限定発売されたシングル「でんでんぱっしょん/IDOL」に収録。(限定発売シングルのため、一時、中古市場で高値がついていました。)

2014年の武道館公演でも披露され、同年夏の全国ツアー(日清カップヌードルがスポンサーのツアー)でもセットリストに組まれていました。
アレンジがWiennersの玉屋2060%氏で、元曲とは全く違うポップな曲調になっていて、でんぱ組.incらしい名曲です。
2014年の全国ツアー後は、あまりライブでやらなくなったことと、正式音源(前述のシングル)が入手しにくいため、なんとなく「レア感」がある曲だと思います。(ライブ映像としては2014年の武道館公演のDVDなどに収録されているので容易に観れます)

 

●「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」(2014年発表)

ディズニーの曲を女性アーティストのみでカバーしたコンピレーションアルバム「Disney Rocks!!! Girl's Power!」に収録。映画「メリー・ポピンズ」の劇中歌。

当時、ディズニーの楽曲をロック調などにアレンジしたコンピレーションアルバムが次々と発売されていました。
アレンジはお馴染みの前山田健一氏なので、でんぱ組.incらしいBPM高めに仕上がっている良曲。たぶん、ライブでやったことはないと思います。

 

アニメ主題歌

●「にゅるにゅるミラクル」(2013年発表)

アニメ「にゅるにゅる!!KAKUSENくん」にキャラクター・声優としてでんぱ組.incのメンバーが登場する回の主題歌。
正式音源化はされず、ライブでの発表もないと思いますが、ものすごくいい曲です。

 

コラボ曲 

●「愛があるから!!」(2014年発表)

でんぱ組.incのメンバーもゲスト声優として登場する劇場映画「gdgd妖精sっていう映画はどうかな…?」の主題歌。

編曲を玉屋2060%氏が担当。合いの手が心地よい良曲。
何と言っても、間奏中のえいたその「口ギター」が聴きどころです。
「でんぱ組.inc×gdgd妖精s」名義で発表。コラボでの名義のせいか、シングル発売時もこれといったプロモーションもされませんでした。
映画公開時の舞台挨拶の際にライブ発表して以降、特に触れられることのない楽曲。

 

●「となりのドーナツ」

児童向け番組「しまじろうのわお!」の2014年1月のダンス曲。(音源は配信のみ)
2014年2月11日「ワールドワイド☆でんぱツアー2014」の横浜公演で、しまじろうが出演してライブ披露。(YouTubeに公式動画あり)その後は、ライブではやっていないと思います。
動画のメンバーがものすごくカワイイので、動画で聴きたい良曲です。

 

 シングル限定版・カップリング

●「先生!次はバトルの時間です。」/「少女アンドロイドA」(2013年発表)

シングル「でんでんぱっしょん」(初回限定 GAME盤)のカップリング曲。2曲ともにスマホゲームのテーマ曲。

シングル発売当時のライブ(2013年のツアー)でセットリストに組まれていたので、ライブ映像は、DVD「ワールドワイド☆でんぱツアー2013 夢見たっていいじゃん?! in ZEPP TOKYO」で確認できますが、2014年以降はライブでも披露されていないようです。
個人的には、曲としての印象はあまりないのですが、「先生!~」の時に「メガネ」をかけるパフォーマンスや、ベタなアイドル風(?)の楽曲として貴重な感じがします。

 

パチンコ挿入歌

●「超絶ウルトラ☆Happy Days」/「ギダギダdaズバズバda!!」(2015年発表)

株式会社オッケーのパチンコ台「ぱちんこウルトラバトル烈伝 戦えゼロ!若き最強戦士」に、でんぱ組.incのメンバーが演出の一部として登場、楽曲も担当。
シングルの名義は「でんぱ組.inc×ウルトラバトル列伝」で、発売当時はヴィレッジヴァンガード限定シングルということもあってか、特にこれといったプロモーションもされませんでした。(ベストアルバム「DBEST 〜電波良好!〜」に収録され、音楽ダウンロードサイトでも配信されています)
パチンコ関連の曲だからか、ライブでも披露されたことはないと思います。でも、2曲ともでんぱ組.incらしい良曲です。
当時、京楽(オッケーの親会社)のYouTubeチャンネルで、でんぱ組.incのメンバーがパチンコ台のPRのために、パチンコ対決している動画をみて、なんか複雑な心境になりました。↓↓

 

↓↓こちらの4曲は、音源化されていないので、パチンコ動画で断片的に聴いただけで、まともに聴いたことないんですが、是非聴きたいという思いでピックアップ。

●「ガッテンダ」/「だだだだだだっ!!」(2016年発表)

パチンコ台「CR銭形平次withでんぱ組.inc」挿入歌。2曲ともに蔦谷好位置氏が作曲とのこと。現在、音源化されていません。

●「オンリーフューチャー!!」/「メッセージ」(2019年発表)

パチンコ台「P白魔女学園オワリトハジマリ」挿入歌。現在、音源化されていません。

タオル曲

●「君も絶対に降参しないで進まなくちゃ!」

ウィキペディアによると、「最上もがさん・藤崎彩音さんが加入した後、初めて作られた曲」とのこと。
2ndワンマンライブ「愛をでんぱに」で披露され、2013年頃のライブまではセットリストに組まれていたので、当時は頻繁にライブで披露されていて、観客がタオルを回しながら楽しむいわゆる「タオル曲」でした。(タオル曲として、公式に認定はされてないようですけど)
結局、原曲は正式音源化されず、なぜかながらく封印されたような曲でした。
2016年末発売のベストアルバム「WDBEST 〜電波良好!〜」で突如としてリテイクした曲が収録され、翌2017年1月の武道館公演で披露されました。その後、ライブはやってないんではないかと思います。
※現在、でんぱ組.incで「タオル曲」と言えば「おつかれサマー!」のようです。

 

 

番組挿入歌

●「ろくろKISS」(2014年発表)

NHK BS「番組バカリズム2」の中のコント「歌う人生劇場」にでんぱ組.incのメンバーが、「人生の歌い手」として本人役で出演。陶芸家「佐竹陽一」氏の人生を歌にした曲が「ろくろKISS」。
作詞はバカリズム氏で、作曲はヒャダイン(前山田健一)氏、振付はYumiko先生と、かなりガチな布陣です。
コント自体、でんぱ組.incのメンバーのキャラが反映されていてかなり面白いですが、曲や振付もガチなメンバーで制作されていて、コメディソングながら名曲です。当然、音源化されていません。

 

その他にも良曲がありすぎる

ここまで書いてみて、正式にアルバムに収録された曲などでも、ほとんどライブで披露されない名曲がまだたくさんあってピックアップしきれない、というところです。

有名なところでは、2ndアルバム「WORLD WIDE DEMPA」収録の「Sabotage」はほとんどライブで披露されることがありません。
ビースティ・ボーイズのカバーなので権利関係で面倒なのでは?などと言われていますが、どうなんでしょう。(ライブアルバム「LIVE CD 夏のパッション!~みんながおるし、仲間やで!~In大阪城野外音楽堂 」にライブ音源が収録されています。)
あと、かせきさいだぁ氏など渋谷系のクリエイターの楽曲も、最近はあまりライブでやらないようです。
また、他アーティストとのコラボ楽曲は、そもそもライブでやりずらいでしょうし。

いずれにしても、でんぱ組.incのは、様々なジャンルのアーティストから提供された幅広いジャンルの楽曲で楽しませてくれます。(いろんな曲調・ジャンルでも、でんぱ組.incのメンバーが歌うと、でんぱ組.incの曲としてしっくりくるという不思議)
最近では、10代のシンガーソングライター・諭吉佳作/menさんに楽曲を依頼するなど、まだまだ新しいクリエイターを巻き込んでいま。

今後も幅広いジャンルの楽曲で楽しませてくれると思います。

 

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