2016年12月8日に、「GLIM SPANKY」(グリムスパンキー)と「勝手に観光協会Z」の対バンライブ「MAGICAL WEEKEND PARTY vol.1」に行ってきました。
僕個人としては、原宿アストロホールでライブを観るのは初めてです。
MAGICAL WEEKEND PARTY vol.1
原宿アストロホールに到着。
ネットで調べるとキャパ400とありますが、そんなに入ると思えないくらいスペースが小さく感じました。
「・・・ここで、でんぱ組.incも、あの伝説の1stワンマンライブやったんか・・・」
(どーでもいい、ドルヲタの感想。)
開演前に撮った写真
あまりうまく撮れてないですが、ステージもかなりコンパクトです。
今回、入場整理番号が比較的若い数字だったこともあり、前から3〜4列目くらいに位置がとれました。
ステージと観客スペースが密着していることもあって、出演者までの距離が数メートルという感じです。
開演
まずは、勝手に観光協会Zのライブから始まりました。
勝手に観光協会Z
勝手に観光協会Zのボーカルは、みうらじゅん氏です。
みうらじゅん氏については、「マイブーム」という造語を発表した当時からのファンで、著書もあらかた読んではいるのですが、音楽のライブを観るのは初めて。
なので、みうらじゅん氏がボーカル、ということくらいの知識で観てたんですが、これがメンバーが贅沢。
まず、ギター・ボーカルは、みうらじゅん氏、で、「勝手に観光協会」なので安齋肇さんもコーラスで参加。
ギターに山田五郎氏とクレイジーケンバンドでもギターを担当する小野瀬雅生さん。
ドラムは、ドラム歴40年以上で様々な音楽活動をされているベテランの古田たかしさんです。
ベースがいない、トリプルギター?のスタイルのようです。
申し訳ないことに、曲を知らないのでセットリストは記録できなかったんですが、映画「アイデン&ティティ」の曲や映画「変態だ」 の曲、また勝手に観光協会の埼玉の歌などを披露。
山田五郎氏が、激しいギターソロとか弾いていて普段とのギャップがあって少し驚きです。
で、個人的に一番盛り上がったのは、みうらじゅん氏がやっていたバンド「大島渚」 時代からの名曲「カリフォルニアの青いバカ」をやってくれたことでした。
自分が高校生時代にテレビでリアルタイムで「イカ天」で観ていた曲が、時を超えて、自分が不惑の歳を過ぎたところで、生で聴けるとは思いませんでした。
GLIM SPANKY
次に、GLIM SPANKYのライブが始まりました。
個人的に大好きな曲「ダミーロックとブルース」からライブスタート。
(今回はキーボードがいない4人編成のスタイルでした。)
前半は、ほぼMCを入れず、怒涛の演奏で盛り上がります。
先程も書いたんですが、今回はかなり前列の方で観ています。
・・・ギター・ボーカルの松尾レミさんが数メートル先で歌ってる・・・ギターの亀本寛貴氏が、ギターソロで前に出てくるから、すぐそこでギター弾いてる・・・幸せな時間。
レミさんがMCでも「ゆるい感じがいいね」みたいなこと言ってましたが、小さな箱のライブだからなのか、演奏中の一体感は高く、一方、MC中はすごくゆるい感じで緩急が効いている感じ。
「大人になったら」の前のMCの時に、観客からレミさんへ向けて「 誕生日おめでとう」のコールがかかりました。
このライブの前日12月7日がレミさんの25歳の誕生日でした。
ちょっと照れつつ、話を当日12月8日がジョンレノンが暗殺された日という話にすり替える。
その後の、「大人になったら」の曲の説明でも言ってましたが、大人になる、歳を重ねることが怖い、みたいな印象を受けました。
ああいった才能のあるアーティストは、歳を重ねると感性がにぶってしまうのではないか、とか不安があるのかもしれません。
で、アンコールの「ワイルド・サイド」を行けの後、勝手に観光協会Zのメンバーも再びステージ に登場し、みうらじゅん氏が大ファンだからか、GLIM SPANKYと勝手に観光協会Zのコラボでボブデュランの「Knockin' On Heaven's Door」をカバーしました。
レミさんがアクセル・ローズみたいなシャウトな感じの歌い方をしていて、カッコよかった。
大団円な雰囲気でライブは終了。
ホント、いいライブを観せてもらいました。
【2016.12.08】GLIM SPANKY セットリスト
ダミーロックとブルース
褒めろよ
焦燥
MIDNIGHT CIRCUS
闇に目を凝らせば
時代のヒーロー
風に唄えば
いざメキシコ
怒りをくれよ
大人になったら【アンコール】
ワイルド・サイドを行け
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