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GLIM SPANKYを聴く日々。

60~70年代のロックを彷彿させる音楽で注目を浴びるロックユニット「GLIM SPANKY」(グリムスパンキー)の曲を、最近よく聴いています。

ロック・ユニット「GLIM SPANKY」

GLIM SPANKYは、ギター・ヴォーカルの松尾レミさんと、ギターの亀本寛貴さんの2人組のロック・ユニットです。
ブルージーなギターが特徴で、レミさんのハスキーボイスがまたいい感じに60~70年代を彷彿とさせる、しかしながら、新しいロック・サウンドです。

バンドスタイルのロック

基本的にライブはバンドスタイルで、ベース・ドラム・キーボード(キーボードが無い時もある)のサポート・メンバーが参加して行われます。
バンドスタイルでできない時は、レミさんが「アコースティックスタイル」とかなんとか呼んでいるスタイルで、レミさんがアコギでリズム、亀本氏がエレキギターでリフ中心の演奏で、2人でライブをしたりすることもあります。
2人だけの演奏も、これはこれで、味わい深い。

シンプルなロックが好きなおっさんとしては、ど真ん中な音楽です。
完全におっさんホイホイ。

GLIM SPANKYのライブには、若いファンの方もたくさん来てますが、割と中高年が目立つ不思議な空間のような気がします。

 

詳しいことは、ウィキぺディアなどをこのブログとあわせて参照していただくとして、やはり、まず押さえていただきたいのは、ブルージーなこの曲「ダミーロックとブルース」

もちろんGLIM SPANKYの曲にはたくさんいい曲があるのですが、「褒めろよ」のリリースあたりでGLIM SPANKYの存在に気が付いた「ニワカ」の僕は、さかのぼって、この曲で一発でファンになりました。

その後、名曲「大人になったら」がリリースされて、あのみうらじゅん氏もハマったように、僕も完全にハマってしまいました。

 

バンド名の由来

「GLIM SPANKY」というバンド名には、

「GLIM」という言葉に「幻想的な」
「SPANKY」という言葉に「攻撃的な」

・・・みたいな意味があるそうで、「幻想的な」曲もやれば、「攻撃的な」曲もやるぞ、というような気持ちがレミさんにはあるそうです。

 

個人的には、当初、どちらかと言えば、「SPANKY」な曲を中心に聴いていたんですが、先日の「Velvet Theater 2016」という、「GLIM」(=「幻想的」)なコンセプトライブを観て以来、「GLIM」な曲も大好物になってしまい、「もう、捨て曲がない!!」ような嬉しい状況です。

 

下の動画は、「GLIM」(幻想的)な曲「ヴェルヴェット・シアター」をフルで聴けるので埋め込みます・・・(公式の動画ではないかもしれませんが)

 

・・・いい曲ですね・・・ 

先日、2枚目のフル・アルバム「Next One」を発売して、そのプロモーションで、ここ最近はテレビやらラジオやらネット配信やらに出まくっていて、こっちも追いきれない感じでした。

 

GLIM SPANKYの魅力

GLIM SPANKYの音楽で、最初に注目する点としては、多くの方が、レミさんの迫力あるハスキーボイスと、彼女の作詞・作曲のセンスだと思うのです。
実際に、その部分はやはり大きいです。
しかし、メジャー感が出てきたこの時期に、今さらながらに気付いたことは、「やはり、亀本氏のギターカッコいい」という事実でした。

亀本氏の作った太い感じのブルージーなリフがないとやっぱダメ!っていう中毒状態。
亀本氏は、「Guns N' Roses」のギタリスト・スラッシュのギターリフが大好きと語っていたので、そこらへんもおっさんを虜にしてしまうリフが弾けるのかとも勝手に思いました。(レミさんは、Guns N' Rosesは、あんまり好きじゃないみたいですけど。)
また、亀本氏のギターフレーズやリフの作曲・編曲も、ホント、カッコいい。

ジャニス・ジョップリンの再来?

GLIM SPANKYは以前、ジャニス・ジョップリンの「Move Over」をカバーしました。
そのカバーのハスキーな歌声で、「ジャニス・ジョップリンの再来」などと言われて注目を集めたレミさんですが、YouTubeにアップされている「ピエール中野 ぷらナタ #10」にゲスト出演した際、ジャニス・ジョップリンを好きか好きじゃないかと問われれば、「好きじゃない」と言っていて、ちょっと驚きました。
「好きじゃない」というのは、そのままのネガティブな意味ではなく、「まったく影響を受けていない」「それほど曲を聴かない」という感じの意味みたいですけど。
ただ、「ジャニスの再来」などと言われるのは嬉しいし、ありがたいとのこと。
「Move Over」のカバーを聴いて、ジャニスファンから「全然、ちげーよ」って言われてもいい。自分達も全然違うと思っている。
ただ、怖いのは、関心を持ってもらえないことだから、好きでも嫌いでも関心を持ってくれた方がいい、ということです。

 

 

秋からは全国ワンマンツアー

2016年の秋からGLIM SPANKYは、全国ワンマンツアーが始まります。
ほぼチケットは売り切れみたいですが、東京が少し売れ残っているようで・・・。
東京は、新木場スタジオ・コーストです。ここを埋められれば、新しいステージに行けそうですね。
気持ちとしては、近いステージで観たいので、あんまり大きな箱でやってほしくないですけど・・・(複雑)。
ツアーの前に、シングルかなんか出してくれないかなぁー。

ともあれ、次のライブが楽しみです。

 

[2017.04.01 追記]
2016年の新木場スタジオ・コーストのライブのチケットは完売。
ニコ生でも生配信され、超満員の観客の中、大盛り上がりのライブでした。