以前、ウチの姉のLINEアカウントが乗っ取られて、「Webマネーを買ってきて」という詐欺がありました。(ひっかかりませんでしたけど)
僕の母のところには、以前、息子の僕の名前を騙ったいわゆる「オレオレ詐欺」もきていたんですが、先日、母宛てに「民事訴訟最終通告書」と書いた「架空請求詐欺」のハガキが届きました。
民事訴訟最終通告書
届いたのは、上の写真のハガキです。
「このままだと裁判するから、訴訟を取り下げてほしかったら、連絡をくれ」という、よくある内容です。
便宜上、「架空請求」と題してこのブログを書いていますが、ハガキの文章をよく読んでも、何の裁判かよくわからないし、内容自体、意味がわからないものですが、ハガキに書いてある電話番号に連絡すると、裁判を取り下げるからお金を振り込んで、のように、いわれのない請求をされる流れの詐欺ようです。
実際には、裁判の訴状などは「特別送達」という郵便で送付されるようですし、裁判前でも重要な通知は内容証明で送付すると思います。
このように、文章をコピーしたハガキのような簡易なもので送るはずはないはずなんですが、これが届くと、一瞬「ドキッ」とします。
人によっては電話してしまうかもしれません。(電話してはいけません!)
対処法
この種の詐欺ハガキがきた場合の対処法としては、「無視する」だけです。(メールでの架空請求の場合も「無視」するだけです)
むしろ、無視せずに連絡してしまうと、あらたに、こちらの電話番号などの情報を詐欺グループに与えてしまうので、とにかく「放っておく」だけです。
心配な場合は、各自治体の「消費生活センター」などで相談を受付けているので、まずはそちらで相談するとよいと思います。
とりあえず、今回は神奈川県のサイトに同じようなハガキの例が既に掲載されていたので、とくに通報もせずに「放置」しました。
もちろん、その後に実際に裁判をおこされることなどありません。
2枚目が届いた
実は、後日、母宛てに同じようなハガキがもう1枚届きました。
↑↑右が最初に届いたハガキ。左が2枚目に届いたハガキ。
もはや、驚きもしないんですが、よく見ると微妙に内容が違ったりします。(本文は同じ)
ハガキ右上の管理番号が、右は「事件番号」、左は「訴訟管理番号」になっていて、連絡先の名称も、右が「民事紛争相談センター」、左が「訴訟通知センター」となっています。
記載されている電話番号も違います。(住所は同じ)
今回も、もちろん「放置」しましたが、懸念としては、複数の詐欺グループがそれぞれハガキを出しているという場合、完全に母の住所とフルネームが詐欺グループ御用達のリストとして、かなり出回ってしまっているのかなぁ、というところです。
以前も「オレオレ詐欺」がきているので、情報としてはリスト化されてしまっているんでしょうけど。
特殊詐欺の多い時代なので、皆さんも気を付けてください!!
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