2018年2月11日、テレビ朝日系「関ジャム完全燃SHOW」で、音楽プロデューサーが、ゲストの聴いている音楽の傾向を推理し、好みそうな楽曲をオススメする「音楽ソムリエ その曲が好きな人はこの曲が好き」という企画が放送されました。
音楽ソムリエがゲストに楽曲を紹介
【楽曲を紹介する音楽プロデューサーと紹介されるゲスト】
楽曲をオススメするのは、音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんとヒャダインこと前山田健一さん。
楽曲をオススメされるゲストは、本田翼さんと中村獅童さんでした。
この番組で、蔦谷好位置さんと前山田さんが出てくると、いろんな意味で鉄板で、楽曲がバズったりもするので、興味深い内容で楽しみです。
(※記事中のコメント等の文章は、「関ジャム完全燃SHOW」2018年2月11日放送分より引用・要約などさせていただいております。)
本田翼さんへのオススメ
まずは、本田翼さんが好きな楽曲・マイベスト3は・・・
「Some Might Say」/ Oasis
「Maps」/ MARAOON 5
「二人セゾン」/ 欅坂46
この3曲をもとに、音楽ソムリエ(音楽プロデューサー)が好みの傾向を推理。
一見、3曲の傾向はばらばらで共通項が掴みづらいようですが・・・
・メロディアスでキラキラした曲が好き
・純情で切ない名曲が好き
と推理しました。
「友達がいるのさ」/ エレファントカシマシ
まず、音楽ソムリエ・蔦谷さんオススメの1曲目は、エレファントカシマシの「友達がいるのさ」。
Oasisの世間を斜めに見つつも何もできない若者を歌っていた歌詞に注目。
それが成長したら、こうなるんじゃないか?という歌詞の曲と想像して選曲。
「友達がいるのさ」は、「Some Might Say」のような若者世代を経験した30代の大人の曲なんじゃないでしょうか。
Some Might Say の若者は何もできず駅で佇んでいましたが、「友達がいるのさ」では「電車の窓にうつる 俺の顔 幸せでも不幸でもなかった」と言っている。
それでも「俺はまた出かけよう あいつらがいるから」とサビで高らかに歌う。
二つの曲の主人公はまるで同じ人物の成長記録のように感じられると思います。(「関ジャム完全燃SHOW」2018年2月11日放送分より引用)
サウンド的にもサビがすごくひずんでいて、Oasisのサウンドにに近いものがあるとのこと。
本田さんは、「熱いパッションの曲をもらえて嬉しい」「あまり聴かないジャンルの曲なので・・・」と、番組では【どハマり】認定でした。
「Issues」/ ジュリア・マイケルズ
音楽ソムリエ・蔦谷さんオススメの2曲目は、ジュリア・マイケルの「Issues」。
「Maps」 MAROON 5 のクレジットに注目して選曲。
複数の作曲家の中のNoel Zancnellaという方が蔦谷さんと知り合いらしく、 超売れっ子のNoel Zancnellaがイチオシするアーティストということでオススメ。
奇跡の歌声と称されるアメリカの24歳のシンガー。
世界35ヶ国以上のチャートでトップ10入りしている。
この曲は「Maps」のサウンド感とは違いますが、ジュリア・マイケルズはこれからのポップシーンで間違いなく大きな存在になるアーティストです。
是非、この機会にお見知りおきを。(「関ジャム完全燃SHOW」2018年2月11日放送分より引用)
本田さんは、「 曲がシンプル」「ちょっとだけ刺さった」とのことで、番組認定【ちょいハマり】でした。
蔦谷さん「響いてねぇな・・・」とあせり気味。
「前髪」/ アイドルネッサンス
次に、音楽ソムリエ・ヒャダインさんが本田さんにオススメの楽曲は、アイドルルネッサンスの「前髪」。
「二人セゾン」 欅坂46 のノスタルジー・清廉に注目して選曲。
2014年結成 8人組アイドルグループ。
名曲をカバーし続ける彼女たちの初のオリジナル曲。
「清楚清純」「純情」「切ない名曲」そんなキーワードが笑顔を解禁し満面の笑みで歌い踊っていた欅坂46の姿とリンクしました。
是非オススメしたい一曲です。(「関ジャム完全燃SHOW」2018年2月11日放送分より引用)
本田さんは、「大好き」「 刺さりました」とのことで、番組認定【どハマり】でした。
次に、中村獅童さんへのオススメの楽曲ですが・・・
中村獅童さんへのオススメ
まずは、中村獅童さんが好きな楽曲・マイベスト3は・・・
「勝手にしやがれ」/ 沢田研二
「憎いあの娘」/ CAROL
「アイデン&ティティ」/ 峰田和伸
この3曲から、音楽ソムリエ(音楽プロデューサー)が、好みの傾向を推理。
・着飾らない 魂から鳴っているロック
・シャウト系ボーカル
「Down On Knees」/ KITTY,DAISY & LEWIS
音楽ソムリエ・蔦谷さんオススメの1曲目の楽曲は、KITTY,DAISY & LEWISの「Down On Knees」。
着飾らないロックが好きというところに注目して選曲。
ロンドン出身の3兄弟でフジロックに2度出演。ロカビリーテイスト。
全員がマルチ奏者で演奏技術も非常に高い。
音源も良いですが何よりもライブが圧巻で ここはまるで50年代かと錯覚してしまうようなルックスとサウンドが面白いです。
(「関ジャム完全燃SHOW」2018年2月11日放送分より引用)
中村さんは、「すごいカッコ良い」「 ロカビリーも大好き」とのことで、番組認定【どハマり】でした。
「キルミー」 /SUNNY CAR WASH
音楽ソムリエ・蔦谷さんオススメの2曲目は、「SUNNY CAR WASH」の「キルミー」。
「アイデン&ティティ」のような刹那的なロックに注目して選曲。
メンバー個人個人も もちろんそうですが 3人がステージに立った時のトライアングルが非常に美しく 独特の時間を作れるバンドだと思います。
殺してくれ 愛してくれという重めのテーマを軽快なビートとポップなメロディーに乗せる対比も美しくなにより「故郷には緑を」という最高のパンチラインを持つ曲です。(「関ジャム完全燃SHOW」2018年2月11日放送分より引用)
中村さんは、「良いですよねー。 若い子たちがこういう音楽やるって嬉しいし、売れてほしい」とのことで、番組認定【どハマり】でした。
続いて、音楽ソムリエ・ヒャダインさんオススメの2曲の楽曲は・・・
どちらも、シャウト系ボーカルに注目して選曲。
「THE EDGE」/ THE BOWDIES
ROCK IN JAPAN FES などに出演し、2度の武道館公演、ヨーロッパツアーも成功させたバンド。
このパンチも効いたシャウト いかがでしたでしょうか?
見た目はオシャレだけど、スタイリッシュすぎない音楽「土臭さ」を感じる 今時珍しいバンドだと思います。(「関ジャム完全燃SHOW」2018年2月11日放送分より引用)
「Blues Hand Down」/ VINTAGE TROUBLE
世界18ヶ国で公演。21世紀のジミヘン!?とも呼ばれるアーティスト。
VINTAGE TROUBLEはジャズ専門の名門レーベル ブルーノートと契約した史上初のロックバンド。
世界が注目する彼らのサウンドは 70年代ロックだけでなく、ブルース、R&Bが混ざった今までにありそうでなかった音楽です。(「関ジャム完全燃SHOW」2018年2月11日放送分より引用)
中村さんは、「良いですね。好きです。」とのことで、「THE EDGE」は番組認定【中ハマり】、「Blues Hand Down」は番組認定【ちょいハマり】でした。
以上、2人の音楽ソムリエが、2人のゲストにオススメした楽曲でした。
2人のゲストとも、満足の様子でした。
こんな風に、自分の音楽傾向から楽曲を音楽プロデューサーがオススメしてくれるサービスがあったら、個人的にも利用したいです。高そうですけど・・・