2017年12月19日、東京の日本青年館ホールで行われた、清竜人さんのライブ「KIYOSHI RYUJIN SOLO TOUR」へ行ってきました。
KIYOSHI RYUJIN SOLO TOUR
実質的なツアーファイナル
このライブは、東京・目黒、京都、名古屋と行われたライブツアーの追加公演で、実質的にはツアーファイナルになります。
ホールに入るとステージには、シンプルな花とグランドピアノのみが置かれていました。
基本的にピアノの弾き語りのライブと聞いてましたが、やはりステージ上もシンプルです。
開演
会場が真っ暗になり、ステージ上の花にだけ、ぼんやりとスポットライトが当たります。
暗い中、竜人さんとおぼしき人が上手から登場し、ピアノを弾き始めます。
そして、その竜人さんにも、ぼんやりとしたスポットライトが当たります。
(薄暗くて、竜人さんがよく見えない・・・)
1曲目「ウェンディ」からピアノの弾き語りが始まりました。
プロのシンガーに対するライブの感想として、これほど失礼な感想はないと思うんですが、今回のライブは、竜人さん、ホントに声がよく出ていて、歌も安定していました。
聴き惚れてしまいました。ファルセットもキレイでした。
というのも、今年6月に解散したアイドルグループ「清竜人25」の後半では、明らかに声が出てなかったし、音程もあやしかったと思います。
平行して今年7月まで行った、観客とバンドを組む「TOWN」で歌っていた時は、明らかにガラガラ声で、竜人さん自身も「声がでない」と言っていたライブもありました。
まぁ、「清竜人25」や「TOWN」では、意図的に「がなり声」のような声で歌っていた感じなので、発声法そのものの違いや、踊りながら歌う、という状況の違いなどもあったのでソロの時の声と単純に比較できませんが、「それにしても・・・」というライブは、割とあった気がします。
あの、デビュー当時のナイーブで繊細な歌声は、もう聴けないのか?と心配していたんですが、昨日のライブは、ホントに繊細な歌声でした。
ホント素敵。ひと安心。
・・・と言っても、僕は「清竜人25」から竜人さんのファンになったニワカなので、それ以前の歌声はライブ映像なんかで観てるだけなんですけど。
それにしても、昨日の歌声はホントに素晴らしくて、特に「あなたにだけは」はアカペラで歌ったんですが、聴き惚れてしまいました。
ライブの構成としては、曲と曲の間も、基本的には竜人さんのアドリブ(?)かなにかでピアノを弾いて次の曲に入るので、アカペラの曲や喉を潤す水分補給の時以外は、ピアノを弾きっぱなし、という感じのライブでした。
ホールなので、観客も座って観ているし、曲と曲の間がないので、拍手もライブの始まりと終わりだけという、ホントに静かでしっとりとした、いいライブでした。
ライブを満喫しましたが、竜人さんなので、当然MCも一切ないし、ライブ後にチラシも配られなかったので、次の発表が何もなかったのは、寂しかった感じですね。
今後の活動に期待
竜人さんは、「清竜人25」の解散の時に、忙しすぎたので、しばらく休みたい、と言っていたので、この12月にライブやってくれただけでも、ありがたいと思った方がいですかね。
でも、竜人さんが次にどうゆうコンセプトでアルバム作りをするのか興味深いところです。
気長に待ちたいと思います。
【KIYOSHI RYUJIN SOLO TOUR 2017.12.19 セットリスト】
(間違いや抜けがあるかもしれません)
01.ウェンディ
02.マドモアゼル
03.All My Life
04.ぼくはバイセクシャル
05.あなたにだけは
06.違う
07.痛いよ
08.そつぎょう
09.ヘルプミーヘルプミーヘルプミー
10.ぼくが死んでしまっても
11.風もバラも雪もぼくも+ピアノの演奏(ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」)
[2017.12.21 追記]
ナタリーのレポートがアップされました。
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