普段、ホンダのクロスカブ110(JA10)に乗っています。
白いハーフヘルメットを持っていますが、同じようなデザインで黒いものが欲しい。
ハーフヘルメットは安いので、黒い新しいものを購入しようと思いましたが、貼っているシールなども、そのまま使いたい、ということもあり、自分で塗ることにしました。
スプレーで塗装しようと思いましたが、車を油性マジックで塗った記事をみて、マジックで塗った方が楽かな?と思い、やってみました。
バイクのヘルメットを油性マジックで塗る
【参考にさせていただいた記事】
油性マジックだけで軽自動車を全塗装してみた! かかった時間は2時間11分、使ったマジックは9本のみ | ロケットニュース24
※基本的にジョークでやっている記事だと思いますが、続編の記事を読んでみると、油性マジックで塗った車を洗車しても色が落ちない等、わりといけるんじゃないかと思います。
塗装のための準備
まずは、油性マジックを購入
参考にさせていただいた記事では、世の中で油性ペンが「マジック」と言われるようなる元になった寺西化学工業の「マジックインキ」を使っていますが、極太のものが近所で手に入らなったので、ZEBRAの「マッキー」の極太と極細の「黒」を用意しました。(一応、寺西化学工業の「マジックインキ」も細いのが売っていたので、買いました。)
その他、必要に応じて、マスキングテープ、うすめ液(はみ出した部分を拭き取る)、トップコート(つや消し・つや有り)を用意します。
作業の流れ
1.ヘルメットを拭く
2.シールの部分などをマスキングする
3.下地をやすりがけ
4.マジックで塗る
5.やすりがけ
6.トップコートを拭く
このように予定してますが、塗る前と後のやすりがけは省略してもいいのかな、とも思います。
まずは、試しに、下地を拭いただけで、そのまま塗ってみると、
↑こんな感じで、そのまま塗っても問題ないようですが、一応、マジックの食いつきをよくする為、マスキングして、800番のやすりでやすりがけをしました。
油性マジックで塗る
マジックで塗っていきます。
基本的に、手塗りの場合、塗料が乾かないうちに、無理に重ね塗りをしてしまうと先に塗った塗料がハゲて、ムラになってしまうので、上記の写真のように、白い下地が出ても二度塗りはせず、完全に乾いてから重ね塗りをしていきます。
あらあら塗りました。
充分に乾かしてから、塗れていないところを重ね塗りしていきます。(僕の場合は、丸1日乾かしました)
乾燥後に、重ね塗りしました。
つやつやです。
この段階で、軽く水拭きしても塗装はハゲない感じでした。
で、金属部分などマスキングしてないところにはみ出したマジックを、綿棒に「うすめ液」(プラモ用)を付けて、キレイにしました。
なんとなく、これでマスキングテープを剥がして終わりでいいかな、という気もしますが、一応、仕上げをしていきます。
マスキングテープをはずして、塗れていなかった、シールまわりの細かい部分を細いマジックでぬりました。
で、(写真ではわかりずらいですが、)1200番のやすりで軽くやすりがけをしました。
トップコートで仕上げ
トップコートの「つや消し」をスプレーしました。で、また丸1日乾かしました。
やすりがけの際に、やすってるところと、やすってないところがあると、仕上がりの色味が変わるので、注意が必要です。
まとめ
マットブラックで、結構かっこよく出来たとは思うし、そこそこ耐水性もあると思うんですが、マジックで塗るのも結構面倒だったので、ヘルメットくらいなら、スプレーで塗った方が楽かな、と思いました。
実際、仕上げにトップコートをスプレーで吹いているので、最初から黒いサーフェイサーか何かをスプレーすれば、それで完成するような気もしますし・・・
というか、ハーフヘルメットは割とやすいので、新品買った方がいいかも。
ファイアーパターンなど、特殊なパターンを自分でデザインして塗り分けたりする時や、もっと小さい小物の塗装の際の塗料の一つとして、油性マジックもありかな、と思います。